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ラ ドル知ヱ 美ータ。


イタリア旅行記/本/ライブ/映画/アート/まちあるきetc
by kaioko

中尊寺にて

中尊寺にて_b0068541_04551.jpg

一関で新幹線を降り、東北本線に乗り換え約9分、平泉駅で下車。
駅前からは「平泉巡回バスるんるん号」が30分から1時間ごとに出ているので(1回140円/フリー券300円)、見所をくまなく周ることができる。

関山中尊寺へはバスで10分。ただし、中尊寺本堂、金色堂へは入り口から月見坂という坂を20分ほど上る。この坂が優雅な名前の割りにキツイ上り坂。。。
途中に見晴らしのいい地点があり、手前に衣川、そして北上川が臨める。一大寺社都市平泉。ちょうど新しい橋が造られているのが見えたけど、空や山々の描く線は昔とそんなに変わらないのかもしれない。初代清衡公や義経が見たのときっとそんなに変わらない。

金色堂は宝物館である讃衡蔵(さんこうぞう)とセットで公開されている。
清衡公の棺に納められていた副葬品の中に刀。その形と文様が面白かった。

さて金色堂の手前でこの日一番の大雨。
金色堂で雨宿り。
金色堂は今は覆堂、さらにガラスばりで守られているけれど、もともとは風雨にさらされていた。さながら本当に極楽浄土のように見えただろう。
ご本尊は阿弥陀如来。その前に観音菩薩、勢至菩薩。左右に三体ずつの六地蔵、最前列には持国天と増長天が仏界を保護する。地蔵菩薩の配置が特に目を引く。
真ん中と同じ配置の仏像が両脇に展開され、場のエネルギーを増幅させている。
柱を装飾する夜光貝や象牙の螺鈿細工が綺麗だった。

金色堂を出ると、左手に旧覆堂があり、中に入ることができる。
金色堂はおよそ5メートル四方なのだけれど、この旧覆堂の中に入るとさらに金色堂がコンパクトに感じられる。木の匂いと不思議な胎内感覚が味わえます。
by kaioko | 2007-09-29 01:03 | 国内旅行

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