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ラ ドル知ヱ 美ータ。


イタリア旅行記/本/ライブ/映画/アート/まちあるきetc
by kaioko

2+0+0

ZOO
/ 東映

乙一(おついち)の同名短編集の映画化。

オムニバス映画5作品のうち、唯一のアニメ作品「陽だまりの詩(シ)」が観たさに、鑑賞してみる。

「カザリとヨーコ」 
「SEVEN ROOMS」 
怖くて気持ち悪いので嫌悪感は禁じえないが、姉役の市川由衣が良かった。
「So-far」 
最近の子役、「SEVEN ROOM」にもでてた須田健太くんとかは演技派とか思うけど、神木隆之介くんとか菅野莉央ちゃんとかはもう、顔が物語だもんな~、すごいよ。
この話はちゃんとオチもある感じで、よくまとまっていて良かった。「世にも奇妙な物語」風。
「陽だまりの詩」
少女はただ男を葬るために造られた。
今にもタモさんが出てきそうなこのオムニバスだが、この唯一のアニメ作品によって「世にも奇妙な物語」になってしまうことから逃れている。
そして、この作品が結局一番成功しているんじゃないか、と思うくらい良かった。
「ZOO」
タイトルにもなっているこの短編。精神的な恐怖、動物園というモチーフ。気合が入っていることはわかるが、怖くて、というか悪趣味に走りすぎている感があった。

「陽だまりの詩」を最後に持ってきたらよかったのに。
結局、自分はホラー映画はやっぱり嫌いということが分かった。
by kaioko | 2006-05-15 23:57 | 映画・演劇

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