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ラ ドル知ヱ 美ータ。


イタリア旅行記/本/ライブ/映画/アート/まちあるきetc
by kaioko

WHITE RIOT

完全パンクマニュアル―はじめてのセックス・ピストルズ
架神 恭介 辰巳 一世 / シンコーミュージックエンタテイメント
白い暴動
ザ・クラッシュ / Sony Music Direct



先日、イギリスでザ・クラッシュを車で聞いていた男性が、テロ容疑をかけられ、警察に通報されてしまったらしい。
「LONDON CALLING」の歌詞「Now war is declared~and battle come down(戦争が宣言された/戦いが始まる)」が、危険信号を発してしまったらしいが。

では今日、たまたま目に留まったザ・クラッシュの「白い暴動」を見かけて、ふと横に置いてあった「完全パンクマニュアル」を立ち読みし、思わず両方購入してしまった私もかなりの危険人物か。
いや、店員のお兄さん、これはシャレなんだ。なにも本気でパンクスになろうってわけじゃないから。
だがしかし、この本のレシート表示が「完全パンクマニュアル―はじめてのセックス」で切れており、さらに顔の赤らむ思いであった。

で、この本。
ピストルズを聴こうからはじまり、楽器の揃え方からバンドのメンバー募集、練習から衣装や私生活に至るまで、ベーシストの客の殴り方、ギターの修得してはいけないテクニック(演奏は下手なほうがいい)、作詞上の人称代名詞の使い方など、あくまでパンクに徹しながら、こと細かく説明してある。
中に「パンクロッカー偉人伝」という、古今東西のパンクロッカーを紹介したコラムがあって、その中にかの「剛田武」の名が。
「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」という哲学や、あの傍若無人っぷり、腹式呼吸を無視したあの歌唱法などは、パンクと定義すれば、なるほどすんなり納得できるものだ。ただし、あのメイクやファッションは残念ながらグラム・ロックの影響を受けていると指摘されてもいるが。

パンクにマニュアルがあること自体おかしいのだから、真のパンクスはこんなもの読まないだろう。
マニュアルにそえば、本を叩きつけて「おとといきやがれ!!」と唾棄する絶好のチャンスというところか。



WHITE RIOT_b0068541_050521.jpg

ふと、思い立ってジーンズを購入。
ローライズだよ♡
by kaioko | 2006-04-09 00:52 | 音楽・ライブ

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