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ラ ドル知ヱ 美ータ。


イタリア旅行記/本/ライブ/映画/アート/まちあるきetc
by kaioko

WONDER LAND

森山未來くんの所属するモダンミリィ・カンパニーのダンス講演を見てきました。
もう既に彼の舞台は今年に入って2回観ていますが、未来くんのものはもとより、ダンス講演というのは初めてで、どんなもんだろうと期待して行きました。
全編、ストーリー性はあるものの、出演者は一切声は出しません。すべてがダンスで表現されます。
WONDER LAND_b0068541_21564271.jpg
本を読むのに没頭する一人の少年。彼には、感情がない。飼い猫の気まぐれなダンスの誘いにも乗らずに、ひたすら本を読み続ける。やがて、猫はそんな少年に愛想を尽かし、WONDER LANDへ逃げ込んでしまう。猫を追って、WONDER LANDに飛び込んだ少年を待っていたのは、不思議な世界の住人達。快楽、誘惑、怒り、戸惑い、悲しみ・・・行く先々で少年を導く黒いマントを着た「運命」。やがて、鏡の前でマントを脱ぎ捨てる「運命」、鏡の中に喜怒哀楽を取り戻した自分自身を少年は見出す。今度は、飼い猫のダンスの誘いのままに、踊りだす少年。WONDER LANDは心の中にある。

と、ストーリーはこんな感じでしょうか。もちろん、百人百様のストーリーがあることでしょう。上のはあくまで私の受け取ったストーリーです。
ただ、ダンスでこれだけのものを表現するのは、相当なダンスの技術と表現力、そして想像力が必要で、演出をも手がける未來くんの才能に乾杯という感じです。モダンミリィ・カンパニーは、関西を拠点に活動されている方々で、こうして東京に出てきて、新しい試みをするというのも、きっと大変なことなんでしょうが、その心意気にも乾杯、良い講演だったと思います。
今日は、楽日で講演の最後にみなさんの自己紹介がありました。未來くんのお姉さんもダンサーで出演していて、最後泣いていらっしゃいました。かわいい方でした。
# by kaioko | 2005-08-21 22:35 | 映画・演劇

ミュージックバトン

「CASA della YURI」のyuriさんからmixi経由で、
「イタリア文化と波乗りが好き」のmotoさんから
ミュージック・バトンを頂きました。どうもありがとうございます!!
ふん♪ふん♪ふん♪ 楽しそう。早速お答えしちゃいます♪

■コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
50MB(恥)。PCにはほとんど入っていません。

■今聞いている曲
レミオロメンのether[エーテル]とミッシェル・ガン・エレファントのベスト。
最近はあとDEF-TECHとthe BLACK EYES PEASがヘビロテです。

■最後に買った CD
「ニュー・シネマ・パラダイス」のサントラです。甘く懐かしいサウンドが映画の場面をよみがえらせます。イタリアの曲や映画もこれからたくさん聞いたり見たりしたいと思っているところ。

■よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲

① ABBA 「ダンシング・クイーン」
Gold
イントロ聞いた瞬間に瞳孔バーンみたいな(笑)、覚醒感のある曲が好きです。
アンガールズの山根くんが「店でこれがかかるとテンションがあがる」と言っていましたが誠に同感です。ルベッツの「シュガー・ベイビー・ラヴ」とか、椎名林檎の「正しい街」とか、聞いた瞬間に腰がくだけます。

② T-REX 「20th century boy」
スライダー
マーク・ボラン兄貴に一票。グラム・ロックの派手で華やかで、でもどうしようもなく情けないところが大好きで、アルバムだったら間違いなくデビット・ボウイの「ZIGGY STAR DUST」が入ってくるところ。永瀬正敏のCMでこの曲を初めて聴いて衝撃を受けました。最近は浦沢直樹の漫画「20世紀少年」から再びブームですね。リンゴ・スターがジャケ撮影した、「SLYDER」がかっこよくて、アナログも持っています。

③ THE YELLOW MONKEY 「LOVERS ON BACKSTREET」
BUNCHED BIRTH
学生の時にライブに行き倒しました。好きすぎて、彼らの曲から1曲というのは難しいです。ここはあえてインディーズ盤「バンチドバース」から1曲。私が好きだったバンドは彼らをはじめとしてここ10年でことごとく解散、活動休止をしてしまいました。

④ フェイ・ウォン 「夢中人」
夢中人~グレイテスト・ヒッツ
女性から1曲。女性のシンガーはあまり聞かないのですが、彼女の浮遊感のある透明な歌声が好きです。これまた、大好きな映画「恋する惑星」の主題歌です。

⑤ サニーディ・サービス 「サマーソルジャー」
Best Sky
最後は夏に聞く一曲として。晩夏に至る直前の夏の午後2時、全身の血液の温度が上がって気がふれそうになった時に聞く曲(笑)。日本の四季を歌にしている人というのはいいですね。日本にはせっかく四季があるのですから。彼らも、残念ながら解散してしまったのですけど、季節感のある名曲ばかりです。特に初期のフォークまがいといわれていた頃の彼らの楽曲が好きです。

■バトンを渡す 5 名(順不同)
①イタリアで音楽の活動もされているzefiro04さん。
「ほんの日常(北イタリアにて)」
②アッズーリファンで、ヘヴィメタル好きのMintさん。
「今日の独り言」
③最近ご訪問くださってありがとうございます。音楽もセンスの良さをばしばし感じるmonoさん。
「mono+」

以上3名様、勝手に選ばせていただきました。個人的にどんな音楽を聴かれているのか、興味のある方々ばかりです。が、「baton」には「指揮棒」という意味もありますのでブログ上の繋がりを終わらせることも指揮者の手にゆだねられています。よろしければお答え下さい。
# by kaioko | 2005-06-27 22:29 | 音楽・ライブ

新緑の木曽路をゆく3:赤沢森林鉄道・編


新緑の木曽路をゆく3:赤沢森林鉄道・編_b0068541_23422471.jpg
寝覚の床を後にし、20キロほど走って赤沢高原へ。
ここには、最短40分から最長2時間の8つの散策コースがある。時間があまりなかったので、一番短いコースを半分ほど歩く。車椅子の人も散策できるようにと、なるべく平坦に創られた木造の「ふれあいの道」は、澄んだ川沿いに作られている。一方に川、一方に森林をみながら散策することができる。


新緑の木曽路をゆく3:赤沢森林鉄道・編_b0068541_234347.jpg
ここでは、森の中を行く森林鉄道に乗ることが出来る。かつて木材の運搬に使われていたのをこうして保存しているのだ。(因みに木材の運搬は水流→鉄道→トラックという変遷を辿っている。)往復25分。30分毎に出発しているので、結構ハードなスケジュールだ。
待合室で待っていると、小さな男の子が「ぼく、電車に乗るの?あなたは?」と聞いてきた。目がとてもきらきらしていた。私は乗り物が好きなので、大の大人なのに、わくわくしていた。(森林鉄道も実は2度目だ。)男の子にとっては、すごく楽しい体験なのに違いない。
ひのきの木肌が割れて、ささくれたようになっているのは、中から若い層が育ってきているからだ。木の気の遠くなるような歴史と、子供の成長を重ね合わせて思った。木のように、強く、たくましく、優しく、君も大きくなって。


新緑の木曽路をゆく3:赤沢森林鉄道・編_b0068541_23434392.jpg
なんでも、伊勢神宮の御殿の建て替えにあわせ、御神体を納める御器(みき)に木曽ひのきが使われるらしい。「伊勢神宮御神木祭」記念とした、森林鉄道の切符。


新緑の木曽路をゆく3:赤沢森林鉄道・編_b0068541_2344668.jpg
「清き水に魚すまず」とは、このことか。
水が本当に澄んでいて、きれい。

マイナスイオンと紫外線をたくさん浴びた休日。
緑もたくさん見て、目にも良いかも。

これで、ストレスフルな仕事もまた、頑張れるかな・・・。

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# by kaioko | 2005-06-19 00:11 | 日記・雑記

新緑の木曽路をゆく2:寝覚の床・編



新緑の木曽路をゆく2:寝覚の床・編_b0068541_22551226.jpg
車をさらに南へ走らせる。
寝覚の床は、巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた名勝。
新緑の遊歩道を抜けると、眼前に白い大きな岩と、エメラルドグリーンの水面という壮大なパノラマが現れる。
現在の寝覚の床の姿は、水力発電のために木曽川の水位が下がったためにあらわれたもの。
花崗岩が直方体に切り取られたこの形状は方状節理(ほうじょうせつり)、岩肌に大きくぽっかりあいた穴は歐穴(おうけつ)と呼ばれ、学術的にも貴重なものだそうだ。


新緑の木曽路をゆく2:寝覚の床・編_b0068541_2256993.jpg
足場を慎重に選びながら、巨大な岩の上を歩く。柵も何もないが、岩から岩へ飛び移ったときに、バランスを崩したりしたら、本当洒落にならないくらい危ない。
さて、寝覚の床という名称だが、「目が覚めるほど美しい」だとか諸説あるものの、面白いのは「浦島伝説」。あの浦島太郎が、竜宮城から帰り、諸国をさ迷ったあと、この岩の上にたどり着き、玉手箱を開けたのだそうだ。つまり、ここで夢から覚めたというわけ。



新緑の木曽路をゆく2:寝覚の床・編_b0068541_22564175.jpg
岩の中央には、浦島太郎が弁財天像を残したといわれている浦島堂が建っている。
ご利益は、長寿?弁財天なら恋愛?
岩の上なのになぜか緑が茂っていて不思議だった。

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# by kaioko | 2005-06-18 23:13 | 日記・雑記

新緑の木曽路をゆく1:奈良井宿・編

最近、インドアさもなくば都会の休日が多かったので、久しぶりに自然に触れたくなった。
お気に入りのジーンズで、車に音楽とコーヒーを詰め込んで南へ。
Andiamo!(・・・あ、1人だった)
目指したのは木曽路。紅葉の季節も良いけれど、新緑の今の季節も素晴らしい。


新緑の木曽路をゆく1:奈良井宿・編_b0068541_21591230.jpg
まず、やってきたのは「奈良井宿」。
木曽にはたくさんの宿場があるが、ここは更に南にある妻籠宿よりはこじんまりしている。
観光地ではあるけれど、もちろん現実に生活している人がいる。
風情あるなかに、そんな日常を見つけるのも楽しみの一つだ。
各々の家には、屋号が掲げられている。理容室だと「御髪屋(みぐしや)」とか。

茶屋にて。


新緑の木曽路をゆく1:奈良井宿・編_b0068541_21584753.jpg

ある家の軒下。
たくさんの緑がきれい。
そこにはツバメの巣もある。
木曽の宿場にはツバメがよく似合う。




新緑の木曽路をゆく1:奈良井宿・編_b0068541_220250.jpg





宿場には、路が九の字に折れている場所がある。
外部からの侵入者を防ぐためだ。
そういう場所はたいてい少し広くなっていて、たいてい神が祀ってあることが多い。
だから人々が集まる場にもなる。

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# by kaioko | 2005-06-18 22:34 | 日記・雑記

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