ラ ドル知ヱ 美ータ。


イタリア旅行記/本/ライブ/映画/アート/まちあるきetc
by kaioko
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春宵 渋谷 闇鍋音楽祭 

ソウルフラワーユニオン闇鍋音楽祭2008
ゲスト 曽我部恵一BAND
渋谷O-WEST
 

まず曽我部BAND、デビューアルバムからの曲がたくさん聴けた!
特にアルバム1曲目に収録の「天使」。これはやばい。これが、記念すべき曽我部BANDのデビューアルバムの1曲目になるのだ。ロックバンドのデビューアルバムの1曲目ほどそのバンドにとって重要な曲はあるまい。古今東西の偉大なるロックバンドの1stの1曲目を見よ。
曽我部BANDのそれは、女の子を歌った歌でも、恋を歌った曲でも、季節を歌った曲でもなかった。ただ日常のふとした出来事と、そこに隠れたちょっとした奇跡のような出来事を歌っているだけ。ああしかし、聴いている間中動けなかったのはどうしてだろう。デビューアルバムがこんな始まり方をして、どこに行っちゃうんだろうか、このバンドは。
曽我部さんは魔法の靴を履いているが、決して夢の世界に逃避したりしない。「結婚しよう」も「チワワちゃん」も、リアルの世界を鳴らしている。
2008年4月、曽我部BANDのデビューに立ち会うのが、ますます楽しみだ。

曽我部恵一BANDセットリスト

恋人たちのロック
トーキョー・ストーリー
ジュークボックス・ブルース
ハルコROCK
天使
結婚しよう
チワワちゃん
キラキラ!
テレフォン・ラブ
青春狂走曲
魔法のバスに乗って
LOVE-SICK
STARS

続いて、闇鍋音楽祭主催、本日の真打ち、ソウルフラワーユニオン登場。初見。
中川敬、ああ中川敬。42歳(本日誕生日)。かっこよすぎ。惚れました。
奥野さんも初めてかっこよく見えた(←失礼)。
素晴らしかった。追記します。

とりあえず、うろ覚えセットリスト。もはや順不同。曲名わからないものあるためいろいろ抜けていると思われます。

ブルーマンデーブルース
ムーンライトファンファーレ
愛を総動員
辺古野節
海へ行く
松葉杖の男
さよならの路地裏
ラヴィエベル~人生は素晴らしい
サヴァイバーズ・バンケット
神頼みより安上がり
極東戦線異状なし!?
荒れ地より
海行かば 山いかば 踊るかばね
満月の夕
風の市
うたは自由をめざす
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by kaioko | 2008-03-30 01:55 | 音楽・ライブ

鉗密密

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夢を抱いて中国大陸から香港に渡って来たばかりの青年シウクワンは、同じ大陸出身者のレイキウと、返還直前の活気あふれる香港の街角で出会う。大陸出身ということを隠し、器用にたくましく社会にとけ込んで働くレイキウと、純朴で優しいシウクワン。一見対照的な二人の出会い、別れ、そして再会するまでを、激動の香港を舞台にテレサ・テンの名曲に乗せて贈る、切なくも温かい10年に及ぶ恋物語

香港映画×恋愛映画。

マギー・チャン演じる綺麗で、自由で、活発な女性レイキウと、レオン・ライ演じる優しくて、気弱な感じの青年シウクワン。ムコウの映画に見られがちな、ちょっとわたくしの苦手な感じの男女設定。恋愛が生まれるのかさえ怪しいすべりだしにやや不安を覚えたものの、ダイナミックな時代の流れと、またそれとはうらはらな細やかな感情の書き込み方にひきこまれる。

劇中にもでてくるテレサ・テンの歌が切なくてまた良い。(原題の「鉗密密」はテレサ・テンの曲)。テレサ・テンは「大陸」から出て新天地に夢を求めた人の心の拠り所だったのだな、と分かる。そんな人が、日本でもちゃんと有名になって、聴かれ、歌われているのはやっぱりすごい。

レイキウはより美しく、シウクワンもだんだん逞しく変貌していく。何かを得て、何かを失う人々。失ったものを追い求めるストーリーはたくさんあるかもしれないが、この映画にでてくる人々の「得たものをきちんと愛し続ける一途さ」が素晴らしい。

時代、音楽、二人を取り巻く人々がシウクワンとレイキウの恋愛をよりドラマチックに、かつリアリティのあるものにしている。恋愛映画は、ドラマに転んでも、リアルに転んでもいけない。そのバランスが心憎い映画。傑作。また観るだろう。マギー・チャンの美しさもテレサ・テンの歌声も、何年たっても色あせないだろうから。
ラヴソング
/ ワーナー・ホーム・ビデオ

エリック・ツァン演じるレイキウの恋人ヤクザに一番泣かされた。
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by kaioko | 2008-03-25 22:14 | 映画・演劇

Reconstruction KOBE

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三宮駅で降りて、メリケンパークへ。
新神戸、神戸、三宮、元町と歩いても、果たして今歩いているこの足下が震災でどのくらいの被害を受けたのか、不勉強ながら分からないのだった。
いわんや港をや。海のない県に育った私にとっては港の復興に関しては、意識しにくく、記憶に残っている震災の映像も街中のものばかり。だから、震災メモリアルパークが併設されているとともに、震災の傷跡の一部を保存してあるメリケンパークに来てみて良かった。港の被害状況と復興についてのビデオが流されており、その前にある神戸の広域模型がビデオの説明に対応して点滅する。こうして改めて見ると港の被害はものすごい。そうしてそんな港を21世紀の港として復興した人々の気概も。
復興の年表を見ていると、たくさんの支援があったことも改めて思い知らされる。なんだか目頭が熱くなってしまったのだった。
戦争のことは忘れてはいけない。震災は人間のおこすことではないけれども、やはり忘れてはいけないのだと思った。

iPodからはソウルフラワーユニオンの「復興節」が流れる。

阪神復興 エーゾ エーゾ
淡路復興 エーゾ エーゾ

外国人居留地を歩く。15番館の庭に桜咲く。

その後市立博物館へ行ったのだが、ここが思った以上に面白かった。特に江戸時代の世界、日本地図を多数保管しておりちょうど企画展示されていた。
博物というのは面白いと思う。
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by kaioko | 2008-03-23 16:35 | 国内旅行

DROP!DROP!DROP!

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来ちゃいましたよぉ!賢太郎さんの公演観に、新神戸までっ☆

Kentaro Kobayashi
Solo Performance;
Live Potsunen 2008
Drop


関連連鎖変換置換転換

パフォーマンスパロディアフォーダンスパラドクスアナグラムパントマイムシンメトリー…

リアルであるとは、それは現実ではないということである。

言葉とモノで溢れるこの世界を、賢太郎さんの想像力で編集できたら、世界はもっと楽しく、素敵になる。
そんな可能性を、全身体と全思考と全精神で見せてくれた気がします。
演出や音楽など、確立したポツネンの世界の中で、より自由度が増していました。
4回アンコール。笑顔が最高に素敵でした。本当に感動しました。賢太郎さんの才能を心から愛します。
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by kaioko | 2008-03-22 14:03 | 映画・演劇

rENDEZVOUS with U

rendezvous
【名】《仏》待ち合わせ場所、予定された会合、集合場所、ランデブー、会う約束、出合うこと


雨の休日。届いた一個の小包。それは、
曽我部恵一rendezvous band:RENDEZVOUS BOX
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箱を開けると、
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2CD+1ep+1DVD
まだ、聴いても、観てもいないけれど(もったいなくてできない)、
極上の音楽と映像を想像させるイメージの洪水。
昼間からvinoだな、こりゃ。
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by kaioko | 2008-03-20 21:13 | 音楽・ライブ

Heavy イチゴ

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正義感の強いしっかり者の長女と、やさしい母、働き者の夫、そして明るく楽しい祖父。そんな慎ましくもあたたかい明智一家は、どこにでもある平凡な家庭だった。そう、あの放蕩息子が10年ぶりに帰って来るまでは…。

「ゆれる」の西川美和監督作品。「ゆれる」もそうであったように、ある一つの事件をきっかけに平凡な一家庭が崩壊していく様を、鋭くてかつどこかじっとりした視線で描く。

明智家の人々は皆、みずからの毒性を可愛らしい色の果実でカモフラ-ジュする蛇イチゴのようだ。ただ一人、認知症の祖父だけが、真実を見つめている・・・。その祖父の死をきっかけに、明智家の抱える秘密が暴露され、家族は崩壊に向かう。
表面的に破綻しちゃうのは父親だが、人格が崩壊していく様が生き生きと描かれているのは母親だろう。同性としての長女に対する妬み、ブレのない人間に対する妬み、息子に愛する偏執的な愛情・・・。女としては、ちょっと鳥肌モノである。

ところで蛇イチゴだが、小さい頃「それを食べた子が顔が真っ青になった」というウワサを聞いてから、私の中でそれは危険なものになった記憶がある。「毒々しい赤」の最初の記憶。しかし実のところ蛇イチゴには毒性はないらしい。宮追演じる兄に「毒性」は果たしてあったのか否か。
鮮烈なラストにさっさと五ツ星を謙譲してしまいたいところだが、西川監督のエグさは次作の「ゆれる」で結実しているので、本作は4ツ星というところで。

蛇イチゴ
/ バンダイビジュアル
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by kaioko | 2008-03-15 23:01 | 映画・演劇

そなたは善き人

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション
/ アルバトロス
舞台は東ベルリン、時は1984年。すべては単純な調査の任務から始まる。ゲルド・ヴィースラー大尉は国家保安省シュタージの一員。この手の仕事のスペシャリストだ。有名な劇作家ゲオルク・ドライマンとその恋人で女優のクリスタを監視することになる。

今月号の「キネマ旬報」の「日本魅録」を立ち読みしたら(香川さんの連載。はやく書籍化してください)、この「善き人のためのソナタ」のことが書いてあった。曰く、「昨年最も感銘を受けた作品の一本」だとか。ウルリッヒ・ミューエはこの作品に出演した後に逝去しており、「まるで『イル・ポスティーノ』」だと語っている。
国家保安省シュタージの一員という国家の一役人から、まさにその監視対象の一個人を通してだんだんと一人の人間へかえっていくヴィースラーを演じたウルリッヒ・ミューエ。素晴らしかった。合掌。
ドライマンとその恋人クリスタがそれぞれ、芸術家と女優として生きていく覚悟をする姿とそんな二人の愛も切ない。
原題は「他人の生活」。「他人の生活」の覗き見が、こんなにも静かに美しい奇跡を呼ぶなんて。

ブラックブック
/ Happinet(SB)(D)
第二次大戦末期の1944年、オランダ。ナチスの目を逃れて暮らすラヘル・シュタインは、恩人の頼みでレジスタンス活動に参加する事になった。身分を偽りゲシュタポを誘惑し、捕えられたレジスタンス兵士を解放するのだ。命を賭けた任務だったが、ナチスの執務室で知った事実は、彼女をさらに危険な罠に引きずり込んで行く。

ナチス対ユダヤの深層を描いていながら、実在のスパイをモデルにしておりスリリングであるし、エロチックでもある。と思ったら監督は「ロボコップ」や、かの「氷の微笑」を撮ったポールヴァーホーヴェンなのだった。ハリウッドを離れるとこんな映画を撮ってしまう、オランダ出身の監督。やや脚本が詰め込みぎみで、消化しきれていない部分はあるものの、逆にいうと戦争というものをいろいろな視点から眺めていて、長いけど飽きさせない。
ドロドロとした人間の欲望や悪意と、ゲシュタポ内でスパイとして潜入する主人公エリスの美しさと逞しさが好対照。
「善き人~」で劇作家ドライマンを演じたセバスチャン・コッホが、ゲシュタポ幹部を演じている。ドライマンとは違った色気があった。

以上、重めの作品だが、絶対おすすめ2本。時間と精神に余裕があるときにどうぞ。
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by kaioko | 2008-03-14 23:18 | 映画・演劇

美しい夏、キリシマ

美しい夏 キリシマ
/ ハピネット・ピクチャーズ
1945年、夏。満州から引き上げてきた中学3年の日高康男(柄本佑)は空襲のショックで病となり、祖父(原田芳雄)の住む霧島で療養生活を送っていた。敗戦の影が静かに忍び寄る8月、日高家をはじめ、周囲の人々の生き様も少しずつ変化していく中、日々罪悪感を募らせる康男は、空襲で爆死した沖縄出身の親友の妹に会いに行くが…。

美しい山の稜線が印象的なキリシマ。まさにその山で切り取られてしまったかのように、1945年の日本ではない、どこか遠い土地である気がする。敵がいることは明確なのだが、どこから来るかは分からない土地。思い描く戦時下とはまた違う緊張感が漂っている。ただし、キリシマの自然はとても美しくて、そしてとても瞑想的だ。
群をなして飛ぶ戦闘機と、逆の方向に疾走する主人公の康男の自転車という風景で映画は始まる。兵役を免除され療養生活を営んでいる康男。異端的な存在である康男がもつ罪悪感を描いていくことで、戦争の残酷さが変わった視点で描かれているといえると思う。戦時下で、皆がなにかのために、それぞれの手段で必死で生き抜いている傍らで、生きていること自体を罪として感じなければならない康男の苦悩や迷い。康男が壁に一本のピンで留めているカラヴァッジョの絵が印象的。

主演は柄本佑。柄本明の息子さんだそうです。ソフトバンクのCMに出てくる「うちのクラスの柄本」くんも、柄本明の息子さん、柄本時生。兄弟そろって、天性の飄々さを受け継いでいる気がします。お父さんのように、善も狂気も自在に演じる役者さんになって欲しい。
香川さんも出てます。また日本兵ですが・・・。
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by kaioko | 2008-03-09 22:49 | 映画・演劇

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