ラ ドル知ヱ 美ータ。


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ナポリ:考古学博物館・前編

ムニピチオ広場からバスに乗って、国立考古学博物館(Museo Archeologico Nationale)へ。
16世紀末に騎兵隊兵舎として建設(未完成)→ナポリ大学→1734年、カルロ3世が母のエリザベッタ・ファルネーゼから受け継いだ遺産を展示→ガリバルディにより「国立」博物館とされる。
という歴史のある国立博物館。収蔵品のバリエーションがすごい。
まず1階にあるのが、いわゆるファルネーゼ・コレクション。ギリシア・ローマ時代の大理石彫刻。そして、これを見るだけでもここに来たかいはあったと思わせる、大彫刻群「ファルネーゼの雄牛(Il Toro Farnese)」
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すごいよねぇ。一つの大理石の塊から、こんなものを掘り出すなんて。

これらギリシア・ローマ時代からの大理石彫刻、エトルリア・エジプト文明コレクションに加え、やっぱり圧巻なのが、ポンペイ、ヘルクラネウム、エルコラーノなどの遺跡からの出土品。
これらの遺跡を訪れる前でも、後でもかまわないが、ここで出土品も見るべき。
遺跡から当時の町の姿を頭の中で復元するのは、相当なイマジネーションが必要だけれど、ここで出土品を見れば少しは助けになるかもしれない。
ちなみに、先ほどの「ファルネーゼの雄牛」はローマのカラカラ浴場出土の彫刻群。オリジナルは、BC2世紀のロードス島のものだそう。彫刻は、それがいつ造られ、どこに置かれていたものかを知ると、それだけで見方が変わる。

ナポリには、「へぇ~、ナポリにあるんだぁ。」というものが結構あったんだけど(私基準)、その一つが「アレクサンドロス大王の戦い」。これは、ポンペイの「牧神の家」という、ポンペイ一豪奢な家の床(!)に描かれていたんだって。
アレクサンドロスって、ヴァチカンにあるラファエロの「アテネの学堂」にも横向きで描かれていたっけ。男前だのう。

ほかにも、ポンペイ出土のモザイク作品が多い。ラヴェンナの豪華なモザイクとはまた違って、どちらかというと単調な色彩のヴァリエーションだけれど、モザイクだからこその味わいもあり、モザイクとは思えないほど生き生きとしてもいる。
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これなんて、生き生きとしているというと矛盾するけど(笑)、ユーモアがあって、モダンでさえある。メメント・モリ。
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by kaioko | 2007-04-16 21:54 | カンパーニャ2007・2

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