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「フラガール」、見で下ちぇ!

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映画「フラガール」オフィシャルページ

大絶賛の映画「フラガール」、面白かった~♪

全編、いわき弁、炸裂。蒼井優が反則的にかわいい。松雪泰子のキレた演技と60年代ファッション、女の子たちの熱演(南海しずちゃんは怪演?でもかわいかった)、圧巻のダンスシーン、どれも最高に良かったです。正直、半分くらい泣いてました。不覚にも。いつもだけどさ。

舞台は、昭和40年。福島県いわき市。
閉山に追い込まれる常磐炭鉱。そこで、構想されたのが「常磐ハワイアンセンター」(現スパリゾートハワイアンズ)。東京から招かれたSKD(松竹歌劇団)のダンサー平山まどか先生と炭鉱のまちの少女たちの実話をもとにしたストーリー。

李相日監督は映画「69sixty nine」でも九州の炭鉱の町を撮っていた。炭鉱の町のもつ独特の雰囲気。そこに生きる人たちの凛とした強さを描くのがとてもうまいと思う。

強さと優しさ。

それは、一見かけ離れたイメージだけれども、実はフラという踊りと音楽が象徴するものでもある。
フラは古代ハワイのポリネシアン系先住民の間で、神々を崇めるための宗教儀式の一環として踊られていたと推測される。すべての舞踊は少なからず宗教的な要素を含んでいると思うが、フラは「文字」の代わりに大自然への畏敬の念や神託を後世に伝える役目を果たし、その手の動きは、手話の要素を多分に含んでいて、ひとつひとつ意味があるという。上半身の優雅な動きに対し、下半身の動きは激しく、躍動感に溢れている。

生と死、強さと優しさを全身で伝える踊り、フラ。
死にゆく炭鉱の町と、その再生をフラにかけた人たちの想い。
この時代にレジャー施設、しかも東北にハワイという突拍子のなさ。
突拍子もなかったからこそ、それを全ての人に納得させる努力は並大抵のものではない。
どれだけのレジャー施設が、これだけの覚悟を持って作られたか。
そこであたりまえのように振りまかれるスマイルの影に、どれだけのものが潜んでいるか。
平山まどか先生は現在も現役で、スパリゾートハワイアンズも大盛況だという。

レジャー施設じゃないけど、同じ娯楽ということに関して言えば、最近の邦画も宣伝が大々的な割りにつまらないのね。「フラガール」はそれ程、プロモーションされてなかった気がするけど。作品が良ければ自然に観る人が増えるという簡単なことではないかもしれないけど、宣伝につられて観てみたら思いのほかつまらなかったというのは、悲しい娯楽だなと思う。
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by kaioko | 2006-10-09 22:05 | 映画・演劇

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